白河関の森公園は白河の関の隣に整備され、広大な敷地には昔の民家跡、花の里(観賞路)、大型の遊具、芝生広場等見所もあり、遊び場としても優秀な公園で、利用者も多く無いのでとてもオススメの穴場スポットです。
- 2019年以前 数回訪問
- 2019年4月訪問
1、しらかわんがお出迎え
公園の目玉とも言えるわんぱく広場の入り口なにかこちらを見て立っている高さ1.5m程の人形が居ました。
撮影機器 KYV42 2019年4月
これは白河市のゆるきゃら「しらかわん」です。とても愛くるしい人形ですが、これ怖がる子供も居るのではないでしょうか。見た目はかわいいのですが、人形そのものを怖がるお子さんも居るでしょうし。
公園のシンボルとして、存在感があってとても良いとは思いますが。
2、大型のコンビネーション遊具
しらかわんに挨拶をして、わんぱく広場へ入るとそこにはかなり大型のコンビネーション遊具が目に入りました。
撮影機器 KYV42 2019年4月
遊具高は目測ですが、4m、足場の高さも高い場所だと2m~3m位はあるかと思います。奥行も10m以上あり、すべり台がメインですが、同時に2人滑れそうな幅の広いすべり台があったり、遊具内の壁が木の柵となっていて、子供には秘密基地みたいな感覚となるかもしれない作りが特徴的でした。
撮影機器 KYV42 2019年4月
こちらは、わんぱく広場の奥設置してあった遊具です。
ロープを滑車を使い滑るタイプの遊具で、滑る範囲には侵入出来ない様ロープが張られていて安全にも配慮されているのが伝わってきました。
3、芝生広場とじゃぶじゃぶ池
遊具広場とは別に、蕎麦祭り等催し物の開催場所ともなる芝生広場とじゃぶじゃぶ池があり、そちらでも遊ぶことやピクニック等も出来ます。
撮影機器 KYV42 2019年4月
写真右側が芝生広場でと前の小川のすぐ上流に小さな岩場が有り、じゃぶじゃぶ遊べる…のでしょうか。名前からして水浴び程度なら出来るのかもしれませんね。
芝生広場はベンチが数個設置してあり、特に変わったところの無い広場ですが、子供が走り回れる位の広さはあります。
この広場では6月には白河の関ほたる祭り、11月には新蕎麦祭り等の祭りが行われ、その際のメイン会場となります。また、遊び場ではありませんが、水車が設置してあり、とても風情があります。※ホタルは白河の関跡で見る事が出来ます。
この広場の中心で、大鍋による豚汁が振る舞われるのですが、その時に使用する鉄鍋が北側の建物の裏に保管してありました。
4、江戸の関所とふるさとの家
公園の南東側に進むと、広場や遊具とお別れをして世界が変わります。
撮影機器 KYV42 2019年4月
花壇が整備され、花を眺めながら舗装されている道を奥へ進むと、藁葺屋根の古民家が姿を現しました。昔はこんな景色だったんだろうな。風情だなぁと思いながら奥へ進みます。因みに、写真右側に少しだけ写っているのは江戸の関所らしいのですが、こちらは再現したものだと思います。
写真奥にある古民家の中は一般開放されており、無料で建物の中を見学する事が出来ました。展示物等がある訳ではありませんが、無料で見学が出来るのは凄いと思います。
この古民家は公園の奥の方へある為か、見学者がとても少ないのが残念です。穴場スポットとして公園へ訪れたら奥まで足を運んでみて下さいね!
5、花の里(観賞路)
白河関の森公園に訪れた事は何度もあるのですが、故郷の家より更に奥へ続く道へ進んだ事はありませんでしたが、案内板を見るとどうやらこの奥には更に広い敷地があり、花の里、と言う桜、ハクモクレン、ヤマボウシ、アジサイ、モミジ、ツツジ等多くの花がみる事が出来るようです。
今は桜の季節なので桜を見る為に奥へ進んでみました。
撮影機器 KYV42 2019年4月
山の上へと続く道を発見しました。どうらやこの山全体が「花の里」なのだと思います。桜だけでは無く、色々な花が咲いていて、整備もされている様なのでそう確信しました。
撮影機器 KYV42 2019年7月
山の上へ登ると公園全体が見渡せました。桜はまだ咲き始めだったので絶景とはいきませんでしたが、青空のした、山々と、公園と、花と、十分気持ち良い景色でした。
この日は雨上がりだったのもあり、少し道が歩きづらかったのが難点ですが、山を登り、下るのに30分は掛らなかったので意外と手軽に上まで行くことが出来ました(^_^)/
撮影機器 KYV42 2019年4月
春は桜の間を潜りながら進む写真のような道もあるのと、同時に咲いている花もあるのでオススメです。
また、道は整備されていますので、足腰がよほど弱く無ければ気持ちの良いスポットですので。
夏はアジサイ等も綺麗なようですので、また訪れたいと思います。
6、蕎麦処と売店
撮影機器 KYV42 2019年4月
このピラミッドのような屋根の建物は、蕎麦処「関守亭」、トイレ、売店等の施設が入っています。
席守亭は、かけ、ざる蕎麦なら680円、天ざる1290円、またうどんもあり、蕎麦の100引きとかけ、ざるならお手頃価格です。
また、蕎麦は手打ちの細麺でとても美味しかったです。ツーリングの方たちも美味しそうに食べておられました。
お土産やでは、白河のキャラクター関係や、地元製菓店のバウムクーヘン等がこじんまりと販売されていました。
トイレはこの建物のと水車のある建物の2か所にあります。しかし、水車の建物の方は男女一部屋ずつ、少し汚れているのに対し、こちらの建屋のトイレはとても綺麗なので、営業時間の17時頃まではこちらのトイレがオススメです。
7、所在地と駐車場
白河関の森公園は、白河の関のすぐ南側に整備されています。東北道白河I.C.から約20分程度掛ります。
国道289号線より、白河実業高校とセブンイレブンの交差点を南進み7km~10Km程行くとT字路み突き当たりますので、そこを右折して1~2kmで右側にピラミッド型の屋根のある公園が見えます。
駐車場は普通車100台程度駐車可能ととても広いので安心です。また、障碍者用スペース、大型スペース等もあるので親切です。
栃木県からは、伊王野白河線(県道76号)を北上してくるようになります。道の駅伊王野より20分程掛ります。
8、まとめと感想
オススメ度 | ★★★★ | 大人も子供も! |
子供の遊び場 | ★★★★ | 大きな遊具と敷地 |
自然 | ★★★★ | 花が綺麗 |
白河の関へ意識が行きがちで、駐車場としての役割しかないように感じられる白河関の森公園ですが、大型のコンビネーション遊具、整備された花の里、復元された古民家等見どころは沢山あり、公園利用者が少ないのがとても勿体無いと思いました。
交通の便は悪いですが、山に囲まれた地域にあるので空気も綺麗です。この公園を目的として訪れるのも十分ありだと思える内容なので、季節の花を見るのでも良し、わんぱく広場や、芝生広場で子供と遊ぶのもよし、とたまには少し遠出して辺境のちへ行ってみると楽しいと思います。
また、2019年4月現在、ポケモンGoのジムは園内に2つ、ポケストップも数個あり、とても少数ですがトレーナーの方も居るようです。