福島県三春町を走っていると見かける「ペグマタイト岩脈」という看板。どういった物なのかずっと気になっていたので今回思い切って見に行ってきました!鹿島大神宮にお参りする形になり想像していたものは違ったけど、御朱印もあるし見どころも沢山でした!※このスポットは郡山市にあります。
- 2020年6月訪問
1、鹿島大神宮でお参りして御朱印ゲット!
ここ鹿島大神宮は結構大きな神社です。
ですのでもちろん御朱印もあります!
では早速参拝してみようと思います。
撮影機器 KYV42 2020年6月
県道沿いに隣接して鳥居があるので車が時々通る為写真を撮るには少し注意が必要でした。交通量の少ない県道なので道行く車は結構びゅんびゅんなので気を付けた方が良いと思いました。
撮影機器 KYV42 2020年6月
鳥居でお辞儀をし、参道を見てみると、田んぼに挟まれた砂利道が続いています。
距離にして20m程だったと思いますが、この景色を見ると大きな神社があるようには思えません。のどかな田舎の風景でとても落ち着きます。
撮影機器 KYV42 2020年6月
そして見えてきた手水、奥には神秘的な雰囲気の奥へ続く道や階段。先ほどの風景とは違う風景が私を向け入れてくれました。
撮影機器 KYV42 2020年6月
大きな岩をくり抜いて作った手水はなんと、竜の口から水が出ているではありませんか!!
手を清めて少し進むと社務所があります。
そして入り口を見ると長テーブルが置いてあり、そこに小さな箱が置いてありました。
中を覗くと・・・
御朱印が紙で置いてありました。しかし、金額を書いてある表示や、お金を入れる箱なども無く、中には人もいなくどのようにしたら良いのかわからずこの日は断念しました。相場だと300円あたりが多いので恐らくそのくらいかとは思うのですが・・・
結構立派な社務所で、御朱印もしっかりしているので、集めている方は是非いらしてください!
そして本殿に向かうのですが、本殿のある位置が・・・
撮影機器 KYV42 2020年6月
この鳥居の先にあつ階段の先に見える建物が本殿なのです。
撮影機器 KYV42 2020年6月
下からみると傾斜はそこまできつくはない物の、足腰が弱い方は少しだけ覚悟する必要があるかもしれません。
併せて100段程度だった気はするので丁度良い運動にはなりました。もしぜーぜー言うようなら少し運動不足かも??(少しだけぜーぜーいったのは内緒ですが)
撮影機器 KYV42 2020年6月
階段を登り切ってから見下ろした図なのですが、上からみるとなかなか怖い光景でした。手すりはある物の少し心もとない作りなので慎重に登りましょうね!
撮影機器 KYV42 2020年6月
とうとうたどり着いた本堂です!
結構立派な本殿です。他に参拝者は居ないのでゆっくり見学でもしていこうと思います。
2、巨大な絵馬!?
そしてこの鹿島大神宮内には大きな絵馬があります!というかあるそうです。
鳥居をくぐってすぐ右手に案内板があるのですが、それによると・・・
絵馬 神馬図(じんめず) 縦51cm、横90cmの家形で画面中央には神馬を配した二人の神官が、右上には神馬を奉納した本殿の一部と鳥居が描かれていて、恐らく秋祭り時に奉納された絵馬ではないかと言われています。1556年に奉納されたとされるこの絵馬は福島県内に現存する絵馬で最古であり、郡山市の指定重要有形民俗文化財として昭和52年に指定を受けました。 |
かなり歴史的にも重要で大きな絵馬らしいです。保管されているのは確かの様ですが、実物を見ることが出来ませんでした。もし、機会があればここに載せたいと思います。
恐らく本殿の中にあるのかなとは思いますが、鹿島大神宮そのものが比較的りっぱなので、がっかり感は感じませんでした。見たかったですけどね(*´▽`*)
3、ペグマタイト岩脈とは?
この神社のさらなる魅力は神社、御朱印、絵馬だけではありません。
この敷地にペグマタイト岩脈と言うものがあるそうです。
ペグマタイト岩脈とは何かというと、境内に点在する巨晶花崗岩(かこうがん)の事であり、推定1万4000tもの岩脈があると推定されているそうです。
三春町の288号バイパス線やその他に看板を見かけることが多々あり、一体どういった場所にあるのか?山肌にあるのかな?等とも想像していたのですが、まさかこんな大きな神社の境内の敷地内にあるとは想像もしませんでした。
ではどの辺ににあるのかと言うと。
撮影機器 KYV42 2020年6月
本殿を正面にみて左側の裏手にありました。
手前は神聖な雰囲気なのに左手に移動すると途端に荒々しい風景が眼前に現れます。
撮影機器 KYV42 2020年6月
この土地は山を切り開いて作ったのか、敢えてここだけ少し残したような感じになっていました。
結構荒々しい感じがして神社とは別な意味で神秘的に感じます。
撮影機器 KYV42 2020年6月
この白い岩脈に、夜ライトアップしたらかなり神秘的な光景になりそうだな、と感じました。三春町さん!是非やってくれませんか?(笑)・・・意外と本気です。こんど撮影用にサーチライト持参で撮ろうかな(*´▽`*)なんて。
撮影機器 KYV42 2020年6月
この花崗岩、非常に頑丈であるそうです。
因みに、花崗岩は火山岩の別名御影石とも言われ、風や火に強く磨くと光沢を放ちます。鍾乳洞の構造体としても存在し、お墓の材料としても使用されています。
それはさておき、神社の境内にこのような自然の物があるのはなんともミスマッチの様な気もしますが、神秘的という意味ではこれで良いのかもしれません。
この神社の境内という場所にあるからこそなにか凄い物を見ている気がするので(実際珍しく貴重な物なのですが)是非一度見に来て下さい!
↓境内の動画です。
4、所在地と駐車場及びトイレ
●所在地
磐越自動車道、船引三春I.C.より北に車で20分位は掛かったと思います。
県道沿いに鳥居があるのですが、そこまで派手ではないので見逃してしまうかもしれません。でも神社の敷地は大きいのでそれを目印に!
●駐車場
撮影日 2020年6月
鳥居の向かい側に砂利の駐車場があり、乗用車10台程は駐車可能と思います。そのほかバイクも可能ですので是非こちらえ駐車下さい!ただ、ラインは引いてないので観光客が多いとみんな自由なので注意を(*´▽`*)
撮影日 2020年6月
こちらは神社の敷地内にある駐車場です。4台程は駐車出来ますが、結構敷地内に車で入らないとならない為、上記の道路沿いにある駐車場から鳥居をくぐり歩く事をオススメします。
●トイレ
撮影日 2020年6月
こちらは、道路沿いにある大駐車場にあるトイレです。仮設のように見えますが若干仮設よりは豪華でした(笑)
水道もあり水も出ますし!でも公衆トイレなので状態としては中の下くらいなので、気になる方は事前に済ませてきましょう!
5、まとめと感想
オススメ度 | ★★★ | 地層や仏閣好きに◎ |
穴場度 | ★★★★ | あまり人はいません |
冒険度 | ★★★ | 少しだけ楽しい |
鹿島大神宮との名前だけあり敷地は広く、建物も立派で大きな絵馬があるなど見どころが多いです。御朱印も用意されていますので神社にお参りに来るだけでも十分であると思いました。
しかしその一方、あまり人の気配が感じられないので少し寂れた感じがしてしまいました。今回は平日と言う事も理由に挙げられるかもしれませんけれども。
そしてペグマタイト岩脈は急な階段を登った上の、更に本殿の横、もはや裏手にあるので、少しだけ冒険心がくすぐられました。岩脈と言う言葉だけで特攻すると最初はどれがそれなの?と思ってしまう方もいるとは思いますが、結構珍しい物ですので神社をお参りしながらゆっくり鑑賞すると結構楽しめる場所だと思いました。