福島県中通りの最南端、矢祭町には矢祭の清水という名水があります。山の中にあるので少しだけ大変ですが、その分人も少なくオススメの清水です。
- 2020年4月上旬訪問 撮影機器SHV40 緊急事態宣言以前に訪問
1、アルカリイオン水!?
この矢祭の水と名付けられた清水は、どうやらアルカリイオン水であることを売りにしているようです。
成分票が付近にある訳ではないのですが、清水へ向かう途中に看板が幾つかあるのですが、その看板に「アルカリイオン水」と書いてあるのです。
それが本当ならとてもお得ですよね!有料の水買わなくて良いじゃん!!
それとこれとは別問題なんですけどね(‘◇’)ゞ
2、水汲み場の状況
ではようやく清水に到着したので水を汲もうと思います!
撮影日 2020年4月上旬
この清水は後ろのフェンスの中からパイプが出ているので、自由落下式ではなく恐らくポンプくみ上げ式ではないかと思います。
後ろに見える大きなマンホールの様な穴に水を集めそこからポンプで汲み場へと移動しているようにも見えます。蓋がされているので中は確認できませんが、配管をみるとそんな感じでした。
パイプは二つあり、今は左側のシンクにのみ水が出ています。昔は右側を使っていたのかな?
シンク台の高さは地面から20㎝~30㎝程と低めなので、ポリタンクで汲む人には上げ下げしやすくとても優しい高さだと思います。20Lも汲むと結構大変ですからね~
でも、水が出ているパイプとシンク台の間に20Lのポリタンクが入るかは微妙な高さではありましたが。あまり高くない容器なら大丈夫だと思います。
水量はあまり多くなく少し少なめですが安定して出ています。どうやら後ろのマンホールの様な物がタンクとなり水量調節に貢献しているのかもしれませんね!お金掛かってる~~(*´▽`*)
でも、湧水や清水には変わりありませんが、どういう形であれ人工的に操作されている感じがするので、完全に自然の物を求めている人には物足りないかもしれません。
とはいれ、あくまでも水量調節だけだと思うのであまりきにしなくても良いと思います!
撮影日 2020年4月上旬
水質は、自然癒宝矢祭町の山からの湧水なのでとても冷たく不純物も少ないおいしい水ですよ!
因みに、水汲み用の道具は常備していないので、自分で持参してください。
3、所在地と駐車場及びトイレ
●所在地
「湯游らんどはなわ」から車で約5分程の場所に位置しています。
国道349号線を通り山の中を走るようになります。国道とはいえ道幅は狭い場所が多く、通行に気を付けてください。
国道からはずれ、山道を少し走らせると道路のすぐ下に緑のフェンスに囲まれた大きなマンホールのような物と砂利道があり、そこにシンクがありましたら到着です。
カーブとカーブの間にあるのでスピードを出していると通り過ぎてしまいがちなので、ゆっくり通行したほうが良いです!道も狭いですしね。
●駐車場
駐車場は目の前に砂利道の駐車場があります。
他に利用者がいなければ目の前に駐車出来ます。
3台程度は安全に駐車出来ますが、斜めに駐車などをされたりするととても入りづらくなってしまうので、人がいなくても真っすぐ駐車したほうが自分も後から来る人も安全なので、ルールを守りみんなで気持ちよく利用しましょう!
現に私が訪れた際は駐車場の中心に斜めに駐車されていて入れず、一旦通り過ぎ、路側帯で時間を待ってから駐車しましたので。
●トイレ
トイレはありません。一番近い場所では湯游らんどはなわという温泉施設になるので事前に済ませてから来たほうが良いです。ここは標高は高くなくても山の中なので。
4、まとめと感想
オススメ度 | ★★★ | 初心者にも |
穴場度 | ★★★ | 山の中なので |
汲みやすさ | ★★★★ | 高さが丁度よい |
矢祭町の繁華街から車で15分位山を登った先にあるので到達するのが少し面倒で、車の運転が苦手な方にはあまりオススメできない立地条件ですが、清水としては駐車場完備、シンクもありとても汲みやすい環境が整っています。
水量も安定していて水も綺麗でおいしく不純物も少ないので安心して汲むことが出来ます。これは矢祭町の長所であると思います。
ですが、立地条件から来る人は比較的少なめなので、ドライブしながら近くの河童のすり鉢遊歩道や、花桃やレンギョウの景勝地、湯游らんどはなわ、等の観光も一緒にお楽しみください!