福島県の鮫川村に強滝(こわだき)という紅葉がとても綺麗な渓谷と遊歩道があります。紅葉がとても綺麗で、渓谷のすぐ脇を歩ける遊歩道があり、川と紅葉のコラボレーションが織りなす自然の美しさを体験して頂きたいです!場所柄ツーリングにもオススメです。
- 2019年11月12日訪問
- 2020年11月6日見ごろ(暫くは楽しめそう)
1、強滝橋
強滝へ到着するとまず目に入ってくるのは真っ赤に染まったモミジです。
撮影機器 SHV40 2019年11月12日
一眼レフの不調により、スマホでの撮影を余儀なくされた私、手作り太郎ですが、スマホでも良い感じに紅葉が撮影できるほどです。
先客が数名いらっしゃり、一眼レフカメラと三脚を手に思い思いの場所で撮影を始めていました。
丁度良い時期に訪問することが出来た様でまずは一安心です。
さて、次に目に入ってくるのは強滝橋と呼ばれる対岸へ渡る長さ約10m程の鉄製の橋です。結構ガッチリ作られているので2019年10月の台風19号にも耐えてくれたようです。
撮影機器 SHV40 2019年11月12日
それ故にあまり揺れないので橋が苦手な方も渡れるかもしれないと思います。因みに、高さは3m~4m程度です。
撮影機器 SHV40 2019年11月12日
橋を渡りながら視線を上へ向けるとそこには黄色い葉っぱが!!イチョウですね~
少し緑が混ざっているので少しだけ早いようですが、太陽の光に反射して黄色が眩しいです(^_^)/
因みに名前は滝ではありますが、落差★mといった大きな滝は無く、この一帯のゴツゴツした流れの速い部分を強滝というようです。
2、強滝遊歩道
さて、橋を渡り終えると右と左に分かれ道があります。
撮影機器 SHV40 2019年11月12日
こちらは右へ続く階段なのですが、地面が濡れていてグチョグチョだったので今回は左側の遊歩道のみ散策しました。
※右側は、川沿いを歩きますが、少し傾斜があります。左に比べると距離も短いので、紅葉や水の流れをなのしみたいのなら左側がオススメです。
撮影機器 SHV40 2019年11月12日
では早速、左側の強滝遊歩道へ行こうと思います!
因みに、ここは福島の遊歩道50選の一つであります。
撮影機器 SHV40 2019年11月12日
遊歩道へはいると、そこには落ち葉の絨毯が用意されていて私を歓迎してくれました。
道幅も2m程度は確保されている場所が多いので歩きやすくゆっくり紅葉を楽しめます。
撮影機器 SHV40 2019年11月12日
歩き始めて5分程経った頃、乗れそうな大きな岩を発見!ここに乗り川の中より遊歩道側の紅葉を撮ればとても綺麗な事間違いなし!!
ですが、本日は水量が多く、万が一の事を考えて断念しました。もし、この岩に登って撮影する場合はお気を付け下さいませ(-_-)/
そしてさらに数分行くと広場にでます。
丁度中間に位置する休憩所的な意味合いで、ベンチが用意してありますのでここで休憩したり、ご飯を食べたりいろいろ出来そうです(^_^)/
でも、東屋は古くなり撤去されてしまったのか、基礎とベンチが残されており、少し寂しい感じとなってしまっていました。
この為、強滝全体を通して屋根のある部分がありませんでした。
撮影機器 SHV40 2019円11月
こちらは遊歩道の山側にある岩のありだから流れている水です。
とても冷たく、透明な水が流れていました。こういった水が流れているので強滝そのものも綺麗なんですね(^_^)/
遊歩道を歩くときは一緒に探してみて下さい!
3、強滝不動尊を目指して!
入り口の橋から約10分程、石で出来た2本の柱がありました。
大分年代物で傾いて色も黒ずんでいますが、ここには強滝不動尊がある印です。
撮影機器 SHV40 2019年11月12日
入り口の門の役割を果たしている様なので不動尊はその正面にあるのかな?
撮影機器 SHV40 2019年11月
ありました!!
正面より少し右側の土手の上に小さな祠がポツンと佇んでおります。
が、行くことは出来ない様です。道が無いので(‘_’)
登れば行けなくはないですが、なにやら剣が祀ってあるのであまり刺激しないのが正解かと思いますのでそってしておきましょう。
近くに石碑があるのですが、協賛してくれた方の寄付金などが掛れている石碑なので詳細は知ることが出来ませんでした。
この先は景色もイマイチになるし、同じ道を戻らないとならないのでここで引き返す事にしました。
でも、後ろを振り返るとここからの景色がとても綺麗な事に気付きました!
撮影機器 SHV40 2019年11月
足場が川の内側に突き出ているので、川の中心から上流を撮影することが出来ます!
片道約15分あれば到達出来ますので、橋で終わらず、不動尊からの景色も楽しんで下さいね!
○オマケ
不動尊へ向かう途中、川の脇にある木々が、緑、黄色、赤と信号機のような色合いを出している個所がありました。
撮影機器 SHV40 2019年11月12日
距離は短いながらも、上流と下流で若干の紅葉具合に差があるのでこのような現象が見れたのだと思います。
強滝の信号機とでも名付けましょうか(笑)
4、所在地と駐車場及びトイレ
強滝は鮫川村の国道349号線、鮫川村役場より北に車で10分程度の距離に位置し、東北自動車道矢吹I.C.から約50分程度かかります。
道路脇に広い路側帯があり、そこに普通車であれば十数台駐車可能です。
撮影日 2019年11月
観光バスが駐車していたことから、それなりに有名で駐車場もありますが、ここが満車になると、代替えが無いので一旦通り過ぎて再チャレンジとなってしまう点には注意です。
駐車場の目の前が強滝橋なので、遊歩道を歩かなくとも、橋の上から紅葉を眺めたりするのにもオススメです。
また、国道349号線を北側から南下してくるルートは、川の脇の自然を見ながらドライブやツーリングが出来るので、来れるのであればそちらからのルートをオススメしたいです。
○トイレについて
ありません。仮設もないので到着前にどこかによりましょう!
オススメは北にある食事も出来る手まめ館です!
5、まとめと感想
オススメ度 | ★★★★ | お手頃散策 |
穴場度 | ★★★ | 普通は穴場 |
遊歩道の難易度 | ★★ | 初級レベル |
他で見る有名な渓谷を少し小規模にしたような観光地でありました。
しかし小規模ではありながら、綺麗な水の流れる鮫川の強滝付近の紅葉はとても色鮮やかで綺麗で、散策も往復しても30分掛らないお手軽設計!!
普段は殆ど人が居なく穴場ですが、さすがに紅葉の時期はそこそこの観光客が訪れます。
ですが、紅葉シーズンの混み具合としては比較的穴場に分類されるスポットだと思いました。
遊歩道は一部整備不足感はあるものの、新緑、紅葉と楽しめるとても良い穴場の観光スポットとしてドライブ、ツーリングにきてみては如何でしょうか?