赤城のカツラ!国指定天然記念物は伊達じゃない!【郡山市湖南穴場観光スポット】

福島県郡山市の湖南町。布引高原風力発電所へ向かう山道の途中(布引高原のすぐ手前)にある大きなカツラなのですが、車で素通りされる事が殆どです、でも実は国指定の天然記念物で、意外と凄い木なので一度立ち止まって観てみる事にしました!

Contents
  • 2019年9月訪問

1、道端に突如大きな大木が!


布引高原へ向かい、山道を登って行くと高原へもう少し!といった辺りに突如大きな大木が視界に現れてきました。

その付近は周りにもたくさんの大木もあり、正直意識しなければ大抵の方が素通りしてしまうと思いますが、良く見てみるとなにやら木々の中に看板が立てられています。

でも、走行中の為と、道路から少し奥に看板のが建てられているため内容までは確認することが出来ませんでした。

でも何かがあるのは確実。そこで今回は車を安全な所へ駐車し(駐車スペースは後述します。)歩いてゆっくり鑑賞してみる事にしました。

撮影機器 EOS60D 2019年6月

一度通り過ぎてから山道を降りてきました。

カーブの右側に小さい看板と、大木が見えます。一体あれは何の木なのでしょうか?気になります。

撮影日 2019年9月

近くまで到達し、ガードレールの外側から看板を覗いてみるとその看板には「赤津のカツラ」と書かれていました。

それによるとこのかつら、国指定の天然記念物のようです!

えっ、天然記念物なの!?何度もここを通過し、毎回あれは何?と気になっていたのですが実はこんなにも凄い大木だったとは・・・

撮影機器 EOS60D 2019年9月

下の方が他の草木に邪魔されて綺麗には見えませんが、沢山枝分かれしていてそのどれもが立派にそびえ立っていました。

紅葉の時期も楽しめると思いますが、緑が多い季節がカツラの地から強さが感じられて良いと思いました。

2、樹齢四百年!


このカツラ、とてもイキイキしていて立派な大木ですが、実は樹齢は400年もあり、結構歴史のある木です。

そして、高さは25m、根回りは12.65m、幹は高さ1.2mから数十本に枝分かれしていて枝の広がりが約18mもあります。布引高原付近にはカツラが多数分布しているが、これほどの大木はこの赤津のカツラだけ。とても珍しい木だとの事。※案内板より

枝分かれは太い物が数本、その先に各々に枝分かれして総合的には数十本と言った感じに分かれているので、一本の立派な大木というよりは、沢山の家族がいる大家族の大木と言った感じなので少しごちゃごちゃしてはいますが、気の先端の広がりがすごいので、とても迫力はありました。

撮影機器 EOS60D 2019年9月

他の木々よりも頭一つ分二つ分とびぬけているのが分かります。

3、所在地と駐車場及びトイレ


赤津のカツラへは、布引高原を目指し山を登り、8割程登り、左側を見るとあります。

駐車場はありませんが、赤津のカツラが見える場所に路側帯があるのでそこに2台程度駐車することが可能です。

撮影日2019年9月 駐車可能スペース

→赤津のカツラ付近の路側帯へスマホで案内して貰う

そこへ止めて2分程道を下って右手をみると看板がありますので、それを見てから上を見上げると立派なカツラを見る事が出来ます。

●トイレ

→ありませんので、あと数分車を走らせ、布引高原のトイレを使用して下さい。

4、まとめと感想


オススメ度 ★★★ 布引高原のついでに
穴場度 ★★★★★ 降りてまでは見ない
整備度 ★★ 手入れはされていない

※冬季観賞不可(12月~4月)

布引高原へ向かう途中にある国指定の天然記念物である赤津のカツラですが、枝分かれが多く、高さもあるので迫力があり、とても立派でした。訪れたら折角なのでゆっくりと見て頂きたいです。

しかし、車を止めるスペースは2~3台程度しかなく、専用に整備された駐車場という訳でもなさそうなのでもし先客がいるとUターンは出来ず、そのまま通り過ぎるようになるので、少し注意が必要です。

まあ、路側帯が埋まっていたことは無いですが・・・

車から看板は見えますが、内容までは確認するのは難しいのと、どの大木が赤津のカツラなのか分かり辛く、気付くと通り過ぎている事が多かったので、折角なので布引高原のついでに立ち寄ってみて下さいね!

投稿者: tedukurihealthtaro

福島県を中心に風景写真を撮るのが趣味。 コンテストにて金賞受賞も経験し、自分の写真で震災後の福島県を紹介しようと思いサイトを立ち上げる。 最近では、観光イベントに参加したりなど純粋に楽しんでいる。 他、ドラム演奏やカラオケ等が趣味である。

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