福島県の田村市にある古代亀石という穴場の観光スポットがあります。山肌の中腹に巨大な岩が別の岩に引っかかって落ちずにいるパワースポットの様な場所です。滝もあって神秘的なこのスポットへ潜入調査しました!
- 2020年4月訪問 撮影機器SHV40 ※緊急事態宣言以前に訪問
1、亀石の滝が神秘的
古代亀石のすぐ下には「亀石の滝」という滝があります。
滝の下にはちょっとした休憩所があり、天気の良い日にはベンチに座っておにぎりを食べたりするのも気持ちよさそうです!
滝の水量は少なく、とても小さいですが、亀石のすぐ横から流れており、とても風情です。
周りは都会のうるささとは無縁で、とても静かで時折鳥の囀りと、優しい滝の音が聞こえてくる心落ち着く良い場所なので、このくらいの滝が雰囲気にマッチしていると思います。
ただ、小さいながらも落差はあるので見ようによっては結構立派ですよ!
こちらは滝つぼにあたる部分なのですが、とても水が澄んでいて綺麗です。滝そのものは自然のままなのですが、こちらは一度ヒトの手が加わっており、綺麗に整備されていました。
とはいえ、自然景観を残した整備方法なのでうまく整備したと思います。
下の方にて亀石と滝が同時に移っている写真や動画があるのでご覧ください。
2、古代亀石とは?
さて、滝の上にすでに見えている大きな石なのですが、この亀石とは一体何なのでしょうか?
答えは亀石の滝の下にある手書きの案内板に書いてありました。
下の広場から見上げるととても大きいこの亀石、15m程上に位置していて滝と一緒に写真を撮るにはもってこいの場所にその案内板はあります。
しかし、案内文の文章が少しおかしく理解し辛かったり、単位の位置が間違っていた李等手作り感たっぷりだったので私なりに解釈しました。
高さ10.7m、周囲50.5m、重さ2.8t 千年亀と言われる亀に似たこの石を崇拝し、以前はしめ縄を付けて崇拝していたそうです。無病息災、長生きに対する崇拝なのだと思います。 また、岩の上部には天狗が降り立ったと言われる跡があるなど、この地区の人々によって清掃、維持され今に至ります。 今現在はしめ縄はなく、観光地として整備されております。 |
こういった感じの内容だったと思います。しかし、重量はどうやって測ったのでしょうね(‘_’)
そして高さはどこから測って10mなのか・・・高さじゃなくて、長さの間違いじゃないかな・・・
それはともかく、かなり大きいのは確かです。実際、亀石の上にはヒトが10人位は余裕で上に登れると思います。危ないので実際には難しいですが。
でもこれ重さ2t以上はありそうな気がします・・・
3、巨大で神秘的な亀石!
実はこの亀石、実際に目の前まで近づいて見学することが出来ます。
下の広場のすぐ横に「笠石登山道入り口」があります。この登山道の初めの部分が亀石の見学路を兼ねているのでこちらから山を登ります。
撮影日 2020年4月
登山道入り口から亀石までは約1分~2分(個人差はあります)ほどで到着出来るので折角来たなら登りましょう!
でも、落下防止の柵などは無いので少しでも不安な方は諦めるか、崖から落ちないよう細心の注意を放って登るようにしてくださいね!
因みに、高所恐怖症の方にはオススメしません(*_*)
離れてみると結構まん丸っていう形していて綺麗に見えます。
ですが、横側から近づくにつれて少し形が楕円形に見えてきました。
そして左側の目の前まで行くと名前の由来となったであろう亀に似ていると思われる光景を見ることが出来ます。
写真手前を亀の首の部分とすると、あら不思議、亀の甲羅に見えてきます。(見えない方は最上部のサムネイルをご覧下さい)
それにしてとても巨大で綺麗な形をしている岩です。
でもこの亀石、どうして落ちないのかな?不思議ですが、今私の足場となっているこの岩が支えとなり落ちずに持ちこたえているようです。
高所恐怖症の方の為に岩付近と下を覗いている動画をお楽しみください(*´▽`*)
岩が飛び出ているので少し足がゾワゾワしますが、絶景とまではいかなくても、かなり綺麗な景色でした。
もう満足!ですが、子供心が騒ぎます!岩の裏側にも周って見たくなりました。
後ろはどうなってるのかな~
道はあまり整備されていなく、バラの木の様なトゲトゲの木が多くとても歩きづらく苦労しましたが、行けなくはありませんでした。
そして、裏側から見た亀石は枯れ木が多く、コケも多く苦労してまで行くものではないと思いました。
裏側からは直接亀石に触れることも出来ますが、亀石に登ることは危険なのでやめましょう!
4、所在地と駐車場及びトイレ
●所在地
国道288号線と国道399号線の交わる交差点の西側の側道を入り、数分で亀石に到着できます。
磐越自動車道三春I.C.からだと30分程度かかると思います。
自分でgoogleで検索してナビを設定してお越しの場合は、何故か亀石が2ヵ所あり、本来の場所とは違う場所に案内されてしまうので注意です。そちらと混在してしまうため上記リンクからご確認下さい。
南東側に設置されている古代亀石にはなにもなく、民家の中へ向かう道に案内されるので注意です。
※2020年4月現在
最後の林道は道幅が狭いので注意して下さい。
●駐車場
駐車場が専用に整備されているのかは分かりませんが、舗装のされていない広場に3台程度駐車することが出来ます。
歩いて1秒の好立地なので便利です!
●トイレ
トイレは見当たりませんでした。浅いとはいえ、山の入り口にあり、近くは民家のみで最寄りのトイレまでは最低でも15分程は掛かるので注意して下さい!
5、まとめと感想
オススメ度 | ★★★★ | 神秘的! |
穴場度 | ★★★★ | かなり少ない |
危険度 | ★★★ | 無理はしないこと |
撮影日 2020年4月
比較的浅い山の入り口に位置していて、周りは民家も少なく聞こえるのは自然の音。目の前まで車で行くことが出来る穴場の観光スポットです。パワースポットに名乗りを上げても良いのでは?と思う周りの雰囲気がとてもオススメです。
亀のように見える大きな岩、そのすぐ横にある滝、目の前まで登れる登山道があるなど意外と整備もされていてオススメです。
結構よい観光地だと思うのですが、少しわかり辛い場所にあるのと、周りは観光地も少ないこともあって穴場と化しています。
テレビでも放映されたので今後の賑わいに期待です!
ですが、登山道を登り亀石を目の前で見たりする場合は少々危険ですので安全に配慮してください!